株式会社ホスピタルネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:武田利信)では、「病院をホテルのように快適にする」を事業コンセプトに揚げて、プリペイドカードによる病院ベットサイドの「テレビ視聴システム」(※1)を業績の大きな柱として推進してきました。他にも、非接触ICカード技術を取り入れたキャッシュレスシステムHosCa(ホスカ)(※2)、検診の空き時間を有効活用して良質な医療を低価格で提供する「Value検診」(※3)を順次提供してまいりました。
この度、病院をより快適な環境にするため、新たに下記の事業・サービスを、本年9月より提供開始します。
1) 癒しのサイネージ“Healing Vision(ヒーリングビジョン)”サービス事業
2) 患者向け「伝えたい・知りたい・楽しみたい」をタブレット端末で提供する“HosPad(ホスパッド)”サービス事業
3) 病院を目に優しくECOに照らす“LED照明”事業
1. Healing Vision (ヒーリングビジョン)の提供
病院の待合ロビーを安らぎの空間とするために、高精細モニターを使ったバーチャルな熱帯魚水槽をレンタルで提供します。飼育の手間もいらず、きれいな水槽を元気に泳ぎ回る熱帯魚が患者の心を癒してくれることを目的としています。
画面の下部には病院からのお知らせを表示するメッセージ機能も付いています。
※提供料金:2.6万円/月額(台)~
2.HosPad (ホスパッド)サービスの提供
入院中や診療待ちの患者向けサービスとして、産婦人科向け、総合病院向け、クリニック向けなど、それぞれの施設の特徴ごとに、様々なコンテンツをタブレット端末で手軽に利用できる全国初の「HosPad (ホスパッド)」サービスを提供します。
なお、初年度はテストも兼ねて、産婦人科、クリニックを中心に提案をしていきます。 <産婦人科向け>
<産婦人科向け>
入院案内の他、育児指導や産後指導のコンテンツ、赤ちゃんの顔をすぐお披露目できるテレビ電話機能も用意しています。
利用スタイルは、病室やベッド上で自由にお楽しみいただけるように、卓上スタンドタイプとしました。 <総合病院向け>
<総合病院向け>
入院案内や検査案内、食事選択や売店発注機能などを用意しています。
利用スタイルは、ベッド上で自由な角度でお楽しみいただけるように、アーム式タイプとしました。 <クリニック向け>
<クリニック向け>
診療待ちの患者に検査案内や電子問診票として活用いただくことができます。
利用スタイルは、待合ロビーに置かれた新聞や雑誌代わりに利用いただけるように、ブックタイプとしました。
・いずれも、インターネットでの情報検索や動画サイト、ゲーム、電子書籍なども手軽に楽しむことができます。
・各情報閲覧等においては、子どもや女性、老人でも片手で楽に持てる軽さ、マルチタッチによる簡単操作、そして画面サイズが大きいタブレット端末で利用していただきます。
・タブレット端末は、当面、NTTドコモの「Optimas Pad」とアップル社の「iPad」を使用して、利便性や操作性、パフォーマンス等の効果検証を行い、将来は全てのタブレット端末やスマートフォン等の高機能携帯電話も利用できるように検討していきます。
3.病院向けLED照明事業
病室、診療室などには、まぶしさがなく目に優しい高効率の「NEW LED導光板照明」(※4)の提供をはじめ、階段や倉庫、駐車場等のバックヤードなど様々な用途に各種LED照明を提案し、LEDの特徴を活かした省エネ・長寿命で病院の低電力消費を徹底するエコ推進活動を支援します。
4.国際モダンホスピタルショウ2011に出展
新しい病院の価値創造を実現する各種サービス・商品等を「国際モダンホスピタルショウ2011」(7/13-15東京ビッグサイト)に出展、来場者に体験していただき“病院をホテルのように快適にする”の事業コンセプトを合言葉に全国の病院に積極提案していきます。
5.今後の展開
街中で利用されている汎用の各種電子マネーやおサイフケータイを病院内のベッドサイドのテレビや冷蔵庫、院内売店、自販機、ランドリー、駐車場などでも利用できるサービスとして「ICマルチタイマー」を本年末に提供開始するなど、今後も、新しい病院の姿、患者の癒しや便利の数々を検討・開発していきます。
※1:テレビ視聴カードシステム
プリペイドカードによる病院ベットサイドのテレビ視聴システムで、累計60万台の実績を持ち、 全国シェアは1位。業績も設立以来10年連続黒字計上しています。
※2:HosCa(ホスカ)
プリペイドカードに加え、2004年に非接触ICカード技術を取り入れ開発したキャッシュレスシステムです。キャッシュレス化と合わせて病院職員用として、勤務管理や薬品庫、カルテ室の入退室管理などへと応用が拡大。大規模病院業界からの反響が大きく、現在では大学病院をはじめ17病院、1万台の実績となっています。
※3:Value検診
人間ドックに使われる高度検査医療機器は、土・日曜や10月以降、3月までの期間はあまり活用されておらず、この空き時間が病院経営を圧迫しています。この高価な設備とスタッフの空き時間を効率的に活用する新しい事業として、空き時間を活用した検診の価格革命です。
※4:LED導光板照明
導光板の側面から入射したLED の光が拡散反射して均一な光を放射させるためLED 特有の点光源によるまぶしさがなく目に優しい照明を実現。あわせて、導光板は面光源となるその薄さを活かすことでスマートな空間設計が可能となり、LED の最大特徴である省エネ・長寿命で従来タイプより高効率となっています。
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