ニュースリリース

2001年12月28日(金)
龍ヶ崎済生会病院が導入 テレビを使いHP閲覧やメール送受信 [日本工業新聞]

 入院中のベッドからでもインターネットが利用できる-。龍ヶ崎済生会病院(茨城県竜ケ崎市)は、病室内に設置したテレビを利用しホームページの閲覧や電子メールの送受信ができるシステムを構築した。
 「病院アメニティ総合情報サービス」と呼ぶこのシステムは、病室内のテレビにネット接続用のセット・トップ・ボックスをつなげ、テレビとネット接続画面を切り替えて利用する仕組み。操作はマウス機能を備えたリモコンだけで、文書も簡単に作成できるという。
 同病院では198床のうち98床にシステムを設置し、近くサービスを開始。来年3月までに全ベッドでネット環境を整備する計画。接続料はプリペイドカード方式で1分10円。
 システムはNTT-MEとNTT-Xがプラットホーム構築とコンテンツ企画・運営を担当。テレビカードシステムを手がけるホスピタルネット(東京都千代田区)とパースジャパンの4社が役割を分担してサービス提供している。


入院中のベッドからでもインターネット