病院向けサービスのホスピタルネット(東京・千代田、村田三郎社長)は12月から、入院患者へのお見舞いサービスを専用サイトで始める。同サイトを使えば一般の人が入院患者にお見舞い文をファックス経由で送信できる。
新サービス「お見舞いドットコム」(http://www.omimai.com)はパソコンとネット接続型携帯電話で利用できる。病院側が同社と契約していれば、利用者と患者は無料で使える。病院が負担する料金は月額1万円。
利用者がお見舞い文を送る時はサイト画面で入院先の病院を検索。患者の氏名、メールアドレス、お見舞い文(300字程度)などを入力してメールで送信する。病院側はこのデータを事務所のファックスで受信。事務員が専用ホルダーに入れて患者に届ける。
遠隔地にいてお見舞いに行けない人などの需要を見込んでおり、全国の病院を対象に、初年度で500病院との契約を目指す。