HosPad® マタニティ 導入事例

札幌マタニティ・ウイメンズホスピタル
札幌マタニティ・ウイメンズホスピタル
心のふれあいを大切に
あたたかい医療をもとめて
理事長 高後 裕匡さん

理事長 高後 裕匡さん

札幌マタニティ・ウイメンズホスピタルは昭和50年に開業して以来42年の歴史を持つ産科・婦人科・小児科・麻酔科の専門病院です。2016年にHosPadが導入され、入院案内や産前・産後指導などのオリジナルコンテンツ、AR機能付きフォトブックで患者様のサービス向上に貢献しております。「新しい生命の誕生という人生最大のドラマの場」にふさわしい病院づくりを念頭に歩んできたこの札幌マタニティ・ウイメンズホスピタル様に今回HosPadを導入した経緯と効果についてお伺いしました。

入院患者用端末

入院患者用端末

女性の一生をサポートする医療
 札幌マタニティ・ウイメンズホスピタルは、周産期医療を核に女性の一生を心と身体の両面からサポートできる女性専門病院を目指しています。 心の通ったあたたかい医療を提供するとともに時代のニーズに応え成長していくこの札幌マタニティ・ウイメンズホスピタルにHosPadが導入されたのは、患者様への思いからでした。 「患者様への案内や指導をより分かりやすくし、妊娠・出産・誕生という入院生活をより楽しく快適に過ごせるような病院にしていきたいと思いました。」「また、思い出に残る出産にすることはもちろん、その後の生活も安心しておくれるようにサポートしていけるような環境を作っていきたいと思いました。」
家族の理解を深めるHosPad
 HosPadの運用は、帝王切開の方は入院時から、経膣分娩の方はLDR室で分娩した後から始まります。病院スタッフが患者様に使い方を説明した上でHosPadをお渡しし、退院までお使いいただきます。入院の患者様は基本的に個室のご利用となるので、落ち着いた環境で自分のペースでコンテンツを閲覧していただくことが可能です。 病棟師長 佐々木理恵さんにお話をお伺いしました。 「HosPadには、入院案内や、育児指導、サービスのご案内など、札幌マタニティ・ウイメンズホスピタル独自の様々なオリジナルコンテンツが入っています。」 「今まで、入院案内や検査の案内などは決まった時間に決まった場所でビデオで流していました。そのため患者様は育児指導など大切な内容をそのときその場所でしか見る事が出来ずなかなか詳しく理解していただく事が出来ませんでした。しかし、HosPadを導入してからはコンテンツとしてそれらを見ることができるようになったので、好きな時に好きな場所で何度でも誰とでも案内や指導を見ていただくことができるようになりました。これにより、患者様だけでなく、患者様のご家族にも育児に関して理解を深めていただくことも可能になりました。」
「今まで、各科ごとに配布していた紙資料や院内で流していたビデオをHosPadにコンテンツとしてまとめ再編し入れることで、情報の重複を防止し、日々変動する情報を即座に更新し提供ができるようになりました。」
病棟師長 佐々木 理恵さん

病棟師長 佐々木 理恵さん

“患者にとってわかりやすい”を考える病院
 「今HosPadを渡している対象は分娩の入院患者様だけなのですが、切迫早産や切迫流産の方も長期入院になるので将来的にははそちらにもと考えています。」「HosPadは暇つぶしやストレス解消にもなります。それだけでなく、教育面でも『これから始まる育児についての情報』『切迫早産とは何か』『赤ちゃんの発達や成長』などコンテンツを通して知って頂くことができます。現在はクラスや保健指導でお話ししているのですが、やはり口頭説明+いつでもどこでも見られる媒体があった方が理解が深まると思います。」 コンテンツの中身を患者様のニーズに合わせカスタマイズする事により様々なシーンに対応することのできるHosPadで、今後もより便利で分かりやすい案内を提供できればと思いました。
思い出を鮮明に残すAR機能付きアルバム

 また、AR総研株式会社のAR機能付きアルバム メモリーブックを搭載。入院中にHosPadのカメラを使ってご家族やご友人と撮った写真や動画を、病院オリジナルの表紙のARフォトブックとして提供。 ARフォトブックは、アルバムの一部の写真に動画再生アプリpimoryを起動したスマートフォンをかざすと、その写真が動画として再生できるという機能で、感動の瞬間や記念に残るメッセージなどを、写真の中に動画として残すことができます。 「今までは、病院からの出産の記念となるようなものは、足形のプレゼントのみでした。」「普通分娩の方は立ち合いができるのでご家族の方が出産直後の写真を撮ることもできますが、帝王切開の方は立ち合いができないため足形しか出産の記念に残せるものがありませんでした。」「帝王切開の患者様にも出産直後の思い出を形に残るものとしてプレゼントしたい、出産直後の感動の瞬間を家族皆で共有してもらいたい、そんな思いからメモリーブックのプレゼントも始まりました。」「出産直後の赤ちゃんの表情や声の記録動画、入院生活での家族や友人と撮った写真、それらを1冊の記念アルバムとして提供できるようになり、皆様には大変好評をいただいております。」

pimoryを体験。 QRコードから動画再生専用アプリをダウンロードします。アプリを起動し写真にかざすと動画が再生されます。




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