「導入の決め手は病室でインターネットができること」と、即答された西川院長先生。
以前より、全病室でインターネットが利用できるようにしたいと考えていたところ、タイミング良くHosPadの事を知りご採用に到りました。
院内のネット環境の調査では、病室までのLAN配線が整っておらず、HosPad導入にあわせて2.4GHz/5GHzの無線LAN工事もさせていただきました。
「インターネットは当たり前の時代。これからは、通常のタブレット端末にある機能に加え、自院オリジナルも含めた特徴ある既存の病院コンテンツを凝縮し、十分な情報提供が必要」とのコメント。
院長先生の思い描く環境に近づけるため、さらなる機能アップに努めていきます。
患者さんからは、入院生活が楽しくなったという声。病院ではまだ珍しいタブレット端末をずっと触り続けている患者さんや、夢中で遊んでいるお子さんがいらっしゃる。院長先生は、今後の活用方法はいくらでもあるように思うと、新たな可能性に期待を寄せられているご様子。その一方、病院からの情報発信がまだ不十分で、これからいかに患者さんにとって有意義な情報を発信していくかが最も重要と言われている。情報の質と新鮮さは、情報端末を扱う上で大きな課題となりますが、HosPadのクラウド更新機能を活用したスピードある情報提供がお役に立つでしょう。
現在、HosPadのさらなる有効利用のため、2名のスタッフの方をHosPad担当に選出し、企画を練られていました。
病院情報や育児コンテンツの充実化はもちろんのこと、患者さんとのコミュニケーションがはかれるメッセージ機能の定期的な利用を考えられていました。実際、赤ちゃんをあやすための動画の制作など、オリジナリティたっぷりなコンテンツが用意され圧巻です。
またスタッフ向けのHosPadでも、検査記録の管理や申し送り、さらには在庫管理にも利用できるよう進められているとのことです。
西川医院では、退院される患者さんに記念写真や心音・産声のCDなどたくさんの記念品をプレゼントされています。それは出産を最高の思い出にしてあげたいという院長先生の想いからです。HosPadも高精細な写真や映像が撮れ、退院後自宅のPCで写真がダウンロードできる機能があります。患者さんの最高の思い出づくりをサポートするツールとして活用されることでしょう。 患者さん想いの西川院長先生にお会いして、入院中だけではなく、退院後の患者さんのことを考えたサービスの提供が、今後のHosPadの発展には必要不可欠だと、考えさせらる取材となりました。